5月27日、ベルギー王国フランス語共同体政府のエリザベート?デグリス首相、ワロン地域政府貿易?外国投資振興庁理事長兼フランス語共同体政府国際交流振興庁理事長のパスカル?デルコミネット氏ら、同国の学術使節団の一行が本学を訪問しました。
(写真:前列左から)デルコミネット氏、今村副学長、デグリス首相、日比野学長、アントワン?エヴラー駐日ベルギー王国大使、橋本美術学部長
はじめに、デグリス首相ら政府関係者による表敬訪問があり、日比野克彦学長、今村有策副学長、橋本和幸美術学部長、杉本和寛音楽学部長、横田揺子音楽学部特任准教授がお迎えしました。
デグリス首相(中央左)とデルコミネット氏(中央右)
また、学術使節団の大学関係者と、本学の美術学部?音楽学部の教員によるディスカッションも行われ、美術学部の大巻伸嗣教授、ミヒャエル?シュナイダー教授、原田愛准教授、三枝一将准教授、音楽学部の櫻田亮教授、藤原道山准教授、齊藤佐智江特任准教授らが使節団からの質問等に応じました。
続いて一行は、美術学部内のアトリエや展示スペースを訪れ、短い時間でしたが、美術の教育現場を体感されました。
ベルギー王国の芸術系教育機関とは教員間の交流がすでに始まっており、今回の訪問後も、文化財保存学分野において、使節団の参加大学教員による特別講義が実施されました。
山田菜々子准教授から日本の技法で織られた染織の作品について解説を受ける一行
三枝准教授の案内により金属を溶かす作業が行われている工芸科鋳金の工房を見学
油画ギャラリーにて、デンマークからの留学生に版画作品の解説を受ける一行
シュナイダー教授の案内で木版画アトリエを見学
油画技法?材料研究室にて齋藤芽生教授からラピスラズリを用いた顔料について解説を受ける一行